わくわくさん「ハイッじゃあ今日はね!
テレビの前のお友達に凄いオモチャを用意してるんだ!」
ゴロリ「わくわくさん、それってなぁにぃ?」
わくわくさん「…」
わくわくさん「はいっ今からどうやって作るかテレビの前の皆に教えるね!」
ゴロリ「え…」
わくわくさん「ここを…ペタッ!ここも…ペタリ!ハイ出来上がり~」
ゴロリ「わぁ~い」
わくわくさん「…」
ゴロリ「え…」
ゴロリ「ねぇわくわくさん、僕と一緒にこのおもちゃで競争しようよ」
わくわくさん「じゃあ今日はぁここまで、次回も楽しみにしててね!」
ワロタwwwwwwww
かわいそうだろやめたげて
楽屋
ゴロリ「どうしたの」
わくわくさん「…」
ゴロリ「いや、今日の収録アレだったじゃん」
わくわくさん「…」スパッ…
ゴロリ「なんかあったんなら俺、話聞くよ?」
わくわくさん「…」フゥーッ
ゴロリ「カミさんか?それとも…お子さんいくつだっけ?」
わくわくさん「…」ガチャ…バタン
ゴロリ「ンだよ…」
収録
わくわくさん「はぁ~い、よい子の皆、ゲンキかなぁ?」
ゴロリ「ね…ねぇわくわくさん、今日はどんなおもちゃがあるの?」
わくわくさん「…」
わくわくさん「よいこの皆、これを見てごらん!ここひっぱると!」
ビュゥウウウン(効果音)
ゴロリ「わぁすごいや!」
ゴロリ「僕の分はあるの?」
わくわくさん「…チッ」
ゴトッ!
ゴロリ「…」
ゴロリ「ちょっとカメラ止めて」
カメラマン「…」
ゴロリ「聞いてる?」
わくわくさん「はい!今から皆にこの作り方を教えるよぉぉ~!」
ゴロリ「ちょっ…」
カメラマンもグルかよwwww
「カメラ止めて」がゴロリの声で脳内再生されて吹いたwww
ゴロリ「わくわくさん、今からこれで競争しようよ!」
わくわくさん「…」
わくわくさん「よい子の皆は、これでお友達と競争してみると面白いかもネ!!
それじゃ、今日はここまで!」
ゴロリ「カメラストップ」
わくわくさん「バイバ~イ!」
ゴロリ「っ…」
ゴロリ…
ワロタwwww
楽屋
ゴロリ「なぁ」
わくわくさん「…」
ゴロリ「俺に気にくわないことがあったなら謝るよ、
でもさ、俺らはテレビではさ、息合わせていかないとダメじゃん」
わくわくさん「…」フゥーッ
ゴロリ「俺もさ、何かあったら駆け付けるからさ」
ゴロリ「ほら、俺たち、長い間コンビ組んできた、いわは相ぼ
スタッフ「お弁当のさしいれで~す!」
わくわくさん「おっ!ありがとう!唐揚げとか嬉しいねぇ~」
ゴロリ「あ…じゃ、いただきます」
わくわくさん「…」
スタッフ「?」
ゴロリ「あれ…俺の分は?」
スタッフ「あぁ、すいません…」
わくわくさん「いい、いい、ゴロリ君さっき食べたから。食べてないの僕だけだから」
スタッフ「あっよかった。カメラさんの所でやたらに減りが激しかったもんで」
わくわくさん「うん!あんがとね!」
ゴロリ「…」
ストレッチマン「あ、わくわくさん。どうもご無沙汰しておりますぅ~」
わくわくさん「うん!久しぶりだね」
ストレッチマン「最近なんかお体の調子が悪いとか聞いたんですけど、
え~…もしよかったらストレッチお教えしましょうか?」
わくわくさん「誰から聞いたの?」
ストレッチマン「あっゴロリさんです。はい」
わくわくさん「ん~彼はね、プライベートでもすぐ嘘つくから、
あんまり信用しちゃ駄目ね。仕事だけ仕事だけ」
ストレッチマン「あ、そうなんすか…」
わくわくさん「うん、今日久しぶりにどう?グイっといく?」
ストレッチマン「え…あ、じゃ、お共させてもらいます」
妻「どうしたの?」
ゴロリ「いや…ちょっと最近仕事がね」
妻「上手くいってないの?」
ゴロリ「ん…なんというか…難しいね~人間関係は」
妻「ふぅん」
子供「パパー」
ゴロリ「あぁもう、ほらほら。今何時だ?早く寝なさい」
結婚してたのか
ゴロリの真面目な低い声って恐そうだな
なにこのリアルな感じ
収録
わくわくさん「はいっ!じゃ今日も作ってわくわく遊んでわくわく!」
スタッフ「オオーッ!!」
ゴロリ「なぁ」
わくわくさん「…」
ゴロリ「おい」
わくわくさん「…」
ゴロリ「今日の収録うちの子供来てんだよ…たのむよ…」
わくわくさん「…」
ゴロリ「…」
なんか胸が痛い
どういう目的で無視してるんだよwwww
おい
おい
哀しくなってきた
わくわくさん「よぉぉし!今日はどんなおもちゃが来るのかなぁ?」
わくわくさん「ジャジャーン」
ゴロリ「わぁ、なぁに?それ」
わくわくさん「…」
わくわくさん「よいこの皆、これはね、ここを…こうして、えいっ!」
バシュゥゥゥン(効果音)
ゴロリ「わぁ、飛んだ!」
わくわくさん「……」
ゴロリ「頼むよ…子供きてんだよ…」ボソッ
わくわくさん「じゃ、今から作り方教えるね!」
子供「パパカッコワルイ…」
鬼畜www
わくわくさん「はい!今日はここまで!バイバーイッ!!」
ゴロリ「ばいばーい」
おわり
収録後
ゴロリ「あれ、うちの子は?」
スタッフ「あ、奥さんと一緒に帰っちゃいましたよ?」
ゴロリ「…!!」
楽屋
ゴロリ「なぁおい!!」
わくわくさん「…」
ゴロリ「イタズラがすぎるんじゃねぇのか!?」
わくわくさん「…」
ゴロリ「なんとかいえコラァッ!!」ガシャァアンッ
わくわくさん「…」ピコーン(マンマミーア!)
ゴロリ「…チッ」ガチャッ…バタン!
マンマミーアwwww
マリオすんなw
スタッフ「あ、次回は子供たちと共演ということで、
打ち合わせよろしくお願いしますねー」
わくわくさん「あっうん!わかった!」ニヤッ
自宅
ゴロリ「なぁ…」
子供「いやだパパカッコワルイ…」
ゴロリ「これからカッコヨクなるからさぁ…
そうだ!明日は子供たちと共演だから!明日はカッコイイぞ!」
子供「…本当?」
ゴロリ「絶対そうさ」
ゆびきりげんまん嘘ついたら針千本のーます
翌日
スタッフ「今日はチビッコとの共演なのでいつもより楽しくお願いしますねー」
わくわくさん「はいよ!」
ゴロリ「うす!」
収録
ゴロリ「大丈夫…子供は純粋だからあんな汚いオッサンより着ぐるみの俺の方が」
チビッコ「ワーイわくわくさ~~んッ!」
わくわくさん「おおよしよし!じゃ、皆に作り方教えちゃうぞぉぉ~!」
チビッコ「わ~い」
ゴロリ「…」
ゴロリカワイソスw
ゴロリ(そうだ…我が子の姿は?)
ゴロリ(あっ!中指立ててる!)
ゴロリ「う…うう…」ガクッ
チビッコ「???」ザワザワ
わくわくさん「…よし!できたよ!!」
チビッコ「わ~い」
スタッフ「ゴロリさん泣いてますけど、止めなくていいんですか?」
カメラマン「いーんだよ楽しけりゃ」
ゴロリ切なす
楽屋
ゴロリ「………」
わくわくさん「…」
ゴロリ「仕事中に泣いたのは本当に申し訳ないと思ってる」
わくわくさん「…」
ゴロリ「でもさ、昨日俺は子供と約束したんだぜ?
協力してくれたっていいじゃねぇか!!」
わくわくさん「…」ピコピコ(ホァタタタタタタタ)
クシャ
ゴロリ「?」
ゴロリ「なんでポケットにそんなに飴の包み紙があるんだよ」
ゴロリ「お前まさか…共演の子供たちを…」
わくわくさん「…」(ホァッチァアアッ)
ゴロリ「…」ガチャ…バタン…
買www収www
ワロタ
子供たちを飴で買収したのか
きたねぇ
もう許してやれよ…
自宅
ゴロリ「なぁ…」
子供「嘘つき!」
ゴロリ「本当にゴメン!」
子供「いやだ!パパなんて嫌いだ!!」
ゴロリ「ぅ…ぅおぉ!おのれーーーーーわくわくーーーーッ!!!!」
ゴロリ「ただじゃおかん、絶対に!!」
ゴロリ「殺してやる…」
ゴロリ「社会的にお前を殺してやる!!」
収録
ゴロリ(そうだ…お前のパフォーマンスを事故を装い邪魔してやるぜ…)
わくわくさん「はいっそれじゃ!ここをチョキチョキ…チョキ…」
ゴロリ「わぁ手が滑った」
ザク
ボタボタボタ…
ゴロリ「あ…」
わくわくさん「…」ギロッ
番組の途中ですがしばらくお待ちください
スタッフ「…12針縫う大怪我だそうです…」
ゴロリ「え…そんなに…」
ディレクター「こりゃ当分番組は無理だな…」
ゴロリ「え…え…」
ディレクター「おいゴロリ!お前、同じイージーミスでも
自分だけなのと相方巻き込むのとは訳が違うんだぞコラァッ!」
ゴロリ「すいません…!」
後日
ディレクター「ホラよ」
ゴロリ「え…なんですか…これ…」
ディレクター「これだけあれば、新しい職探すまで持つだろう」
ゴロリ「え…?え…?」
ディレクター「じゃあな」
ゴロリ「え…」
ゴロリ「え?」
2年後
ゴロリ「すいません!妻と子に手を出すのだけは勘弁してください!」
893「あぁ?お金を返さなかったのはどこのど・な・た・で・す・か?」
ゴロリ「来月…来月は…!」
893「いつになったらその来月が来るんだアァアンッ!?」
ゴロリ「すいません!」
おい・・・・・
なんか、せつない
「そこまでにしないかい?」
893「あぁ?」
ゴロリ「お前…わくわく!」
893「わ…わくわくさんって言やぁ、NHKの子供向け番組から始まり、
たった半年で今や大型司会者のわくわくさんか!?」
わくわくさん「借金はこの小切手で足りるかな?」
893 「は…はい…」
わくわくさん「ならば去るがいいッ!!!」
893 「ひいいい!!」
ゴロリ「わくわく…お前…」
わくわくさん「ゴロリ君を無視したらこうなっちゃった。
テレビの前のチビッコ達は楽しんでくれたかな?」
おわり
えええええええええええええええええええ
えっ
えっ
ちょ
え?
わくわくしねぇ
おもしろかった 乙
無駄に長いとダレるからちょうどよかった秀逸 乙
世にも奇妙な物語っぽいオチかただな
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元スレ わくわくさん「ゴロリくんを無視し続けたらどうなるか」
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